1.治療前に
不安や疑問を解消する
丁寧なカウンセリング
歯科治療において、「何をされているのか分からないのが不安」という患者様のお声をよく耳にします。そうした不安は緊張を生み、治療の痛みを余計に大きくしてしまう場合があります。
歯科治療において、「何をされているのか分からないのが不安」という患者様のお声をよく耳にします。そうした不安は緊張を生み、治療の痛みを余計に大きくしてしまう場合があります。
そのため当院では、まず患者様ご自身が今どのような治療をされているのかが分かり、不安のない状態で治療に臨んでいただくことが、治療の痛みやストレスを軽減する最初の配慮と考えています。
CTやレントゲン写真、マイクロスコープによる精密なお口の中の拡大画像などを一緒にご覧いただきながら、これから行う治療について分かりやすく、丁寧に、徹底して説明をいたします。
患者様の中には、麻酔の注射が苦手という方も少なくありません。
当院では、麻酔自体が痛くないように配慮することも重要と考え、様々な配慮と取り組みを行なっています。
まずいきなり麻酔の注射をするのではなく、歯ぐきに注射針を刺す前に塗るタイプの表面麻酔を施します。この表面麻酔を十分に効かせてから本麻酔を行うことで、針が入る痛みを大きく軽減する効果が期待できます。
麻酔で用いる針は、挿入時の痛みが少ない非常に細いものを用意し使用しています。
一般的によく使われているのは30ゲージ(外径:0.30㎜)の注射針ですが、当院では33ゲージ(外径:0.26㎜)と、業界でも非常に細いとされる注射針を使用しています。わずか0,04㎜の差ですが、感じる痛みは2分の1以下に軽減されると言われています。
緊張されている方には、なるべくリラックスして治療に臨んでいただけるよう、スタッフとともに優しくお声かけをしております。当院では常に患者様の目線に立ち、患者様の気持ちに寄り添う診療が、多くの患者様の「痛みがなかった」「安心できた」というお声につながっています。
当院では、一人ひとりの患者様に対して十分な診療時間を確保しております。
そのため麻酔の際にも、麻酔薬が十分に浸透するまで時間を置き、痛みがないことを確認してから治療に入ります。
麻酔薬は骨を浸透して神経に到達することで初めて効果が出ることから、骨の厚みや根の位置によっては麻酔をしてすぐには効かず、数分程度時間がかかるケースもあります。また、患者様の症状や状態により、麻酔が効きづらい場合もありますので、そうした場合には更に時間をかけ、適宜追加しながら麻酔がしっかり効いているのを確認して治療を進めてまいります。
怪我をしてしまった際にも、傷口が大きくなれば痛みも大きくなります。
歯科治療においても同様に、術後の痛みを少なくするには、治療時に手を加える処置の範囲を最小限にすることが非常に重要と言えます。
マイクロスコープによる拡大視野で治療を行うことで、ピンポイントに緻密な処置を行うことが可能となります。歯を削る量を最小限にし、極力神経や周りの組織を傷つけずに治療を行うことで、結果として術後の痛みの軽減へとつながります。
また、肉眼では発見が難しいような極小さな虫歯や歯のヒビにも気づくことができるなど、様々な症状の早期発見・早期治療においても大きく貢献します。
治療前のカウンセリングや診察において、患者様の痛みに関する不安や痛みの感じやすさといった特徴もしっかりと把握し、それぞれの患者様に合わせた適切な方法で丁寧に治療を行います。
治療中においても常に患者様の表情や体動にも気を配り、些細なサインも見逃すことのないよう、スタッフと連携して細心の注意を払いながら治療を進めています。
また、適宜お声かけをするなど、患者様が治療中にお痛みを感じた時に、すぐに遠慮なく言い出しやすいような関係性づくりや、雰囲気づくりにも努めております。お痛みや気になることがありましたら、どうぞ安心して歯科医師またはお近くのスタッフにお伝えください。
細心の注意のもと適切な根管治療を行なった場合においても、術後の痛みが出る可能性は数%と報告されています。そうした術後の痛みは、適切に鎮痛剤を服用していただくことで、大きく軽減することが可能ですので、お痛みを感じる場合はすぐにご連絡ください。
夜間においても対処できるよう連絡が取れるようにしております。また、遠方の方には予めお薬をお渡しすることで対処をさせていただきます。
当院では常に患者様の目線に立つことを大切にし、お痛みやストレスにも一人ひとりに合わせた方法で最大限の配慮をいたします。まずは不安なこと、気になることを遠慮なくご相談ください。